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読書日記。 [本]

今日は読書日記です♪

まず1冊目は、横山秀夫さんの「クライマーズ・ハイ」です。

クライマーズ・ハイ (文春文庫)

クライマーズ・ハイ (文春文庫)

  • 作者: 横山 秀夫
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2006/06
  • メディア: 文庫


= ストーリー = 1985年、御巣鷹山に未曾有の航空機事故発生。衝立岩登攀を予定していた地元紙の遊軍記者、悠木和雅が全権デスクに任命される。一方、共に登る予定だった同僚は病院に搬送されていた。組織の相剋、親子の葛藤、同僚の謎めいた言葉、報道とは―。あらゆる場面で己を試され篩に掛けられる、著者渾身の傑作長編。


素直におもしろかったです。
ただ、新聞記者として、父親として、夫として、男としてと様々な葛藤があり物語が進んでいきますがそういったものが多すぎて・・・。
だからといって尻すぼみしている訳ではないのでおもしろいと感じるのだと思いますが、何だか色々手を出しすぎてる感はありました。

それでも、事故当時現場の地方新聞記者であった筆者の経験が生かされてかなり現場の空気を感じられる1冊だと思います。


続きまして2冊目。

愛する(笑)須藤元気さんの「風の谷のあの人と結婚する方法」


風の谷のあの人と結婚する方法 (幻冬舎文庫 す 6-1)

風の谷のあの人と結婚する方法 (幻冬舎文庫 す 6-1)

  • 作者: 須藤 元気
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2008/08
  • メディア: 文庫


= 内容 = 効率よく『物質』を生み出すよりも、効率よく『幸福』を生み出すべきである。“幸せとは何か”を綴る須藤元気のエッセイ第二弾。


いやぁ、やっぱり素敵です(*´艸`*)
1時間かからず読み終わりました。
格闘家の時から好きでしたが、TVに出演した時の発言に大注目!
1つしか年が変わらないのに、あの世界観はスゴイというか尊敬します。

内容は結構難しいと思いますが、難しさを感じさせない彼なりの言葉でわかりやすい。
でも、私はそれを簡単には実施出来ません。出来ないけれど意識をしようと思えました。
ポジティブになれます!!
何度でも読み返したい1冊。バイブルですね。

「We are all one」♪

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最近読んだ本 [本]


イン・ザ・プール

イン・ザ・プール

  • 作者: 奥田 英朗
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2002/05
  • メディア: 単行本




幻夜

幻夜

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2004/01
  • メディア: 単行本




ハイドラ

ハイドラ

  • 作者: 金原 ひとみ
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2007/04
  • メディア: 単行本




ぜつぼう

ぜつぼう

  • 作者: 本谷 有希子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2006/04/28
  • メディア: 単行本




SMアンダーグラウンド

SMアンダーグラウンド

  • 作者: 入江 吉正
  • 出版社/メーカー: バジリコ
  • 発売日: 2002/09/13
  • メディア: 単行本



◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 

結構前に読んだ本もあり、記憶が曖昧ですが・・・。

まずは奥田英朗サンの【イン・ザ・プール】
スラスラ読めるおもしろさでした。
こんな人いるよな~って思ったり、こんな精神科医嫌だ(笑)とか思ったり。
精神科医の行動にハラハラしてました。

そして東野圭吾サンの【幻夜】
懐かしの百夜行。続編なのか全く別の話なのか・・・。
面白くないわけじゃないけど、やりすぎ??
百夜行は感情移入して切ない気持ちになれたけど、幻夜は「悪」しかない感じ。
読んでてちょっと不愉快。
それが狙いならバッチリです!

続きまして金原ひとみサンの【ハイドラ】
合わないとわかっていても読んでしまった1冊。
すぐ読み終える本が読みたかったので図書館で借りてみた。
ん~、好きな人は好きだと思うけどあたしにはちょっと・・・という感じ。

さらに続きまして本谷有希子サンの【ぜつぼう】
こんなにもサラっと読める絶望も面白い。
ものすごい重い本かと思ってたけど、絶望は絶望でも身近な絶望。
親近感のある絶望でおもしろかったです。

最後に入江吉正サンの【SMアンダーグラウンド】
「ルーシー・ブラックマン失踪事件」のルポと思ったら、やっぱりSMアンダーグラウンドな世界でした(笑)
ぶっちゃけ、どーでもいーカンジ。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 

という事で、また読んだら感想でも書いてみますー。
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クワイエットルームにようこそ [本]

クワイエットルームにようこそ (文春文庫 ま 17-3)

クワイエットルームにようこそ (文春文庫 ま 17-3)

  • 作者: 松尾 スズキ
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2007/08
  • メディア: 文庫

短いので速攻で読了。

短いだけじゃなく、相当おもしろいです

親近感のある文章に隠された深い、濃い内容。

結構内容濃いと思います。

短いのに読んだ後の満足感は、長い小説を読み終わった時の後味です。

これはおススメの1冊になりました♪

満足感いっぱいで寝ますー。

いい夢見れそう

といっても、あまりクワイエットルーム的な夢は遠慮したいですが


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ZOO1 [本]

ZOO〈1〉 (集英社文庫)

ZOO〈1〉 (集英社文庫)

  • 作者: 乙一
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2006/05
  • メディア: 文庫

今年最後の1冊かなぁ?

めったに読まない短編集。

グリム童話的なお話が多かった気がします。

 

長編好きなあたしとしては最初は物足りなかったけど、全部読んだらなんとなく納得。

息抜きのつもりが、結構引き込まれました。

短編もたまにはいいですね♪


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蛇にピアス [本]

蛇にピアス (集英社文庫)

蛇にピアス (集英社文庫)

  • 作者: 金原 ひとみ
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2006/06
  • メディア: 文庫

第130回芥川賞受賞作として有名になった本です。

暴力的なSEX、スプリットタンという身体改造、 タトゥーとかなんだか衝撃的な内容です。

内容は衝撃的だけど、ただそれだけ感が・・・。

1983年生まれって、たいした年かわらない。

年下であれだけ文章が書けて芥川賞なんて大変な賞を受賞するってスゴイと思います。

でも!私好みではありません。

短いのでサクっと読める、むしろ読みやすいとは思いますが、読み終わった後に「それで?」と思い何も残るものがなかった。

私好みではないというだけなので、好きな人は好きなんでしょうねぇ。


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11時間-お腹の赤ちゃんは「人」ではないのですか- [本]

11時間 -お腹の赤ちゃんは「人」ではないのですか-

11時間 -お腹の赤ちゃんは「人」ではないのですか-

  • 作者: 江花 優子
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2007/06/29
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

先日読んだ本です。

「胎児は人にあらず」って知ってましたか?

あたしは知りませんでした。

妊娠8ヶ月で交通事故にあい、帝王切開で出産。

その11時間後に赤ちゃんは亡くなりました。

刑法により、お腹の中にいる時に事故にあった場合、お腹にいるという理由で胎児は人とみなされないそうです。11時間必死に生き、出生届けも出されているのにもかかわらずです。

加害者に与えられた罪は「業務上過失傷害」。胎児は人ではないため、両親に対しての過失傷害です。ご両親は「過失致死」を望んでいました・・・。

これだけ聞くと絶対におかしい事です。

でも、それでは人はいつから人なのか?という問題が出てきます。

現在の日本の法律は、「一部露出説」。胎児の身体の一部が母体から露出した時「出生」となるそうです。

みなさんは妊娠何ヶ月で人と判断しますか?

何ヶ月でも、何週間でも、妊娠したら「人」とすると仮定します。

妊娠したら「人」という事は、本をただせば精子や卵子というレベルになりませんか?

その時点で本当に「人」と言えるでしょうか?ちょっと極端かもしれませんが・・・。

もし仮に妊娠2週以降は「人」と法律で決定したとします。

そうすると、人工妊娠中絶は「殺人」となります。

通常、妊娠22週以降は母体外生存可能という事で、人工妊娠中絶は妊娠22週未満と決まっています。悲しい事ですが、望まない妊娠というものもたくさんあります。

経済的理由、レイプのような犯罪・・・。

レイプされ妊娠した女性が中絶を考えるのは理解できる気がしますが、「人はいつから人なのか」と考え妊娠2週以降と決定した場合、彼女達は「殺人」という負い目をおって生きていかなければいけない。

そういった法律がなくても、中絶を経験した女性のほとんどが自分を責めているのではないでしょうか?

宗教的な視点、事故当事者、中絶経験者といった別々の視点で考えても、この問題は答えを出す事のできないのではないか・・・と私は思います。


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